使用する占術について

こちらのページでは、私が使用する(使用してきた)占術について紹介しています。

使用占術の変遷について

学生時代、ギリシア神話に興味を持った私が最初に学んだ占いは西洋占星術でした。

 

10天体12サイン12ハウスを用いながらも、「太陽が入っているハウス」を中心に性格を読み取っていくという、あまり主流とは言えない性格分析、適職判断、恋愛傾向の判断法はたいへん研究のしがいがあり、かつ、とても当たる占いでした。

 

次に、西洋占星術と相性が良いと言われるタロットカードを学ぶようになったのは自然なことでした。

 

一方で、東洋占術である風水と方位術を学ぶ機会を得て、命・卜・相、全ての種類の占術と、開運占術をひととおり学び、鑑定所にデビューしたのですが現実は甘くなく、日本一周武者修行を通じて覚悟を固めた後に、独学で手相を学びます。

 

そして鑑定士デビューから5年経った頃に、全国トップクラスの鑑定所に出演させていただいたことが転機となりました。そこで見たのは、あらゆる占術を操り、複雑な相談内容に見事に対応する先輩占い師の皆さんの姿でした。

 

私ももっと占いの間口を広げ、より幅広い相談に対応したいという思いから学ぶことを決意したのが姓名判断、そして算命学でした。独学でオラクルカードとしてのマナカードも学びました。

 

それぞれの占術にはそれぞれの強みがあります。

 

その中でもっとも奥深く、私が興味を惹かれ続けているのが、日本にその本流が残っている算命学です。一方で、比較的学びやすく、マスターもしやすい姓名判断は講師をさせていただくまでになりました。

 

現在は、鑑定では算命学のみを用いています。10年以上学び続け、他の占術は不要だという結論に至りました。ですが、算命学はたいへん奥深い分、実占の場で使うレベルになるまでには他の占術よりも時間がかかります。算命学にも通じる東洋占術でありながら、日本独自の発展を遂げた姓名判断にも学ぶ価値が十分あると考えております。

 

以下、算命学と姓名判断について、簡単な紹介文を掲載させていただきます。

算命学

「自分はなぜ生まれてきたのか?」

 

「自分は何のために生きているのか?」

 

太古の昔から人間が考えてきたであろう永遠のテーマ。古代の中国人はその答えを「自然」に求めました。

 

「自然思想」

 

山や海、鳥や花、自然界の動植物と同じように、人間もまた自然界が作り出した「自然物」である。そして自然界を知る事ができれば、自分に与えられた役目、自分の生まれてきた意味も分かるようになると。

 

算命学はもともと「占い」から始まったのではなく「思想学」から始まったものなのです。

 

他の占術では答えが出ないような深いテーマにぶつかった時、算命学はその力を存分に発揮します。

姓名判断

文字には数霊が宿る。

 

人類の文明発達に大きな役割を果たしたであろう文字の発明。その中でも中国で数千年の時をかけて出来上がった漢字文化はとてもユニークなものであり、その一文字一文字の成り立ちを調べてみると、時に面白い気づきを得られたりします。

 

清の康熙帝の時代に体系付けられた漢字は、その長い年月の中で数の霊を宿し、その組み合わせから導き出される名前の数霊達は、素敵に編み合わされ、あなたという存在を彩り、守り、導く、いわば魔法の洋服となります。その解読をしていくのが姓名判断です。

 

具体的には旧字体で文字の画数を出し、天・地・人・外・総の五格と五行の組み合わせなどから名前の吉凶を判断していきます。しかし姓名判断は吉凶判断だけで終わるものではありません。実際には凶数にも良いところはあり、吉数にも欠点があるのです。そのことを踏まえてどのようなことを心がけると良いのかといったことを見ていきます。

 

姓名判断については、日本占術カウンセリング学院の講師を担当しております。名前さえ分かれば占えるのが姓名判断の魅力です。通信講座がありますのでご興味のある方は是非ご覧ください。